ホームページ上のカウンターでのアクセス数、アクセス解析機能でのアクセス数、Googleアナリティクスでのアクセス数(セッション数)のそれぞれが一致していないのはなぜですか。(おりこうブログDS)
おりこうブログDSのアクセスカウンターおよびアクセス解析機能でのカウント方法と、Googleアナリティクスでのカウント方法では仕様が異なるため、これらの数値は一致しません。
それぞれの仕様についてご説明いたします。
アクセスカウンターおよびアクセス解析データでは、セッションでアクセス数を取得しておりますが、一定の時間内に、同じ方のアクセスでアクセス数が増加することを防ぐため、弊社独自にセッションID、IPアドレス、デバイスより判断しています。
▼アクセスカウンター
例えば、上図のようにIPアドレスとセッションIDの組み合わせをもとにカウントをしており、セッションIDが変われば新たなセッションとして、カウントが加算されますが、
セッションIDが同じでもIPアドレスが変わった場合は、カウントが加算される仕組みになっています。
スマートフォンなどのモバイル通信端末を利用した場合、時間帯やネット接続のタイミングによってIPアドレスが変動いたしますので、このように同じセッションでもIPアドレスのみ変わることがあります。
▼アクセス解析機能
一方、アクセス解析機能ではIPアドレスが変わってもセッションIDが同じであれば、カウントは加算されません。
▼セッションとは
サイトへ訪れてから離脱するまでの一連の行動のこと
▼セッションIDとは
アクセスしたユーザーのセッションを識別するために付けられる固有の情報
▼IPアドレスとは
インターネットを利用する全てのパソコンやネットワーク機器に、プロバイダより割り当てら
れたIPアドレスのことを指します。(グローバルIPアドレス)
Googleアナリティクスでは、Cookieを利用し、アクセスのあったユーザーを識別し、重複するユーザーを除外した数を表しています。
また、30分以上サイトへの再訪問がなかった場合は、それ以降の訪問は新たな訪問数として数が加算されますが、30分以内の再訪問であれば加算しないという仕様になっております。
以上のように、各システム・機能で仕様が異なるため集計数にも違いが表れています。
アクセスカウンターは、管理画面で数値を変更できるようになっているように、簡易的かつ目安的なものとしてご利用いただいております。
対して、Googleアナリティクスは様々なデータを収集するために、Google独自の最適な解析方法をもってアクセス数を集計していると思われます。
より確実な解析情報としては、Googleアナリティクスを参考にしてください。