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ホームページ運営をはじめる方へ[その3]
実行(Do)時に確認しておきたい5つのポイント

[1]コンテンツの作成と入力

ホームページのメニュー構成が決まれば、いよいよ実行していきます。まずは、計画に沿って、コンテンツを作成し、情報を入力していきましょう。

●各ページの作りこみは、後からでも。

制作を進めていると、自社の膨大な情報を、どうやって収めていくか…という壁にぶつかることがあります。
気負わず、まずは広く浅く作り、慣れてきてから、情報の密度を上げていきましょう。おりこうブログでは、いつでも修正・更新ができます。また制作途中のページのみを非公開にして、『下書き』をすることも可能です。

[2]伝えたいことから書く

ブラウザてホームページを閲覧していると、一画面に表示できる情報が紙媒体よりも少ないことに気付きます。ぺ一ジ自体をスクロールさせないとすべての内容を見渡せない…これはホームページの弱点とも言えます。また、ユーザーの閲覧環境(モニターの大きさやモバイル環境からなど)にも依存されるため、制作者の想定通りに、ページが表示されているとは限りません。
モニターで長時間、文字を読むのは疲れるため、ユーザーは目的の情報がパッと見つからないと、どんどん次のページ、別のサイトへと移動してしまいます。
いい情報を掲載していても、スクロールさせないと画面に表示されない状態では、興昧を惹くことすらできません。
新聞のように、見出しだけでも内容が判断でき、記事の冒頭で伝えたいことや、結論をまとめて書くようにしましょう。

[3]デザインのコツ

ホームページは、「企業の顔」「企業や商品イメージのブランド展開媒体」と位置づけられ始め、逆にホームページが世間一般的なレベルのデザイン・操作性でなければ、企業としての安必感・信用度も疑われてしまう時代になってしまいました。
また、検索からやってくるユーザーは、数秒でサイトの善し悪しを判断します。その際、ページのデザインは、判断材料のうち大きなウェイトを占めています。
尚、デザインの手法や理論はいろいろあります。おりこうブログでは、デザイナーによるテンプレートが準備済みですが、お客様がコンテンツ作成・情報入力をする際に、失敗しないデザインの基本だけをちょっぴりご紹介します。
視認性のよいレイアウト 使い勝手の良い操作性 安心感のもてるイメージ
この3点を手堅く実現する方法としては…

●シンプルであること(色・レイアウト)

間違いのない色構成・レイアウトは、シンプルなものです。同系色でまとめると落ち着いた感じの効果が得られます。

●メリハリがあること(情報の強弱)

あれもこれも、目立つように…と作ってしまったデザインでは、本当に伝えたいことが埋もれてしまいます。
※一般的なデザインに関しては、専門の書籍やサイトをご参照ください。

[4]キャッチコピー

実際に、店頭での買い物で考えてみましょう。
例えば、本屋で目的の文庫本を探していると、店員さんの手書きPOPが目に留まることがあります。本来の目的ではなかったのに、つい手にとってしまう…。
このきっかけこそが、キャッチコピーなのです。

まずは、思いついたコピーを並べ、強い言葉に置き換えてみる。

× ふっくら美味しい豚まんです!
   →ありきたりな表現。
○ 一日20個限定! 肉汁あふれる豚まん!!
   →惹きの言葉とイメージがしやすい特徴を入れる。

●分かりやすい文章で

専門的な表現や、お客様を無視した独り善がりな文章のサイトを見かけます。どんなにすばらしい商品・サービスであっても、お客様にその良さが伝わらないと意昧がありません。お客様の立場にたった文章表現が重要なのです。

●お客様が思い浮かべる言葉で

多くの場合、ユーザーは検索サイトからやってきます。どんなキーワードで検索してくるのかを想定しましょう。

●誇張表現や、ありきたりな表現はNG

商品やサービスを推し出したい気持ち一心で、誇張した表現になってしまいがちです。ホームページは、広告などと同様に、消費者を誤認させるような表現は禁止されています。また一方て、ありきたりな表現では、ユーザーの興昧を惹くことができません。どのような言葉が使えるのか、関連書籍や他社サイトを研究してみましょう。

【POINT!】ベネフィットをうまく伝える

同じ商品を同じ価格で売っているのに、流行っているお店とそうでないお店があります。
 
A) カタログの情報をそのまま載せている店
B) カタログの情報+ベネフィッ卜を載せた店
 
「ベネフィット」とは、お客様が得られる利益やメリットのことで、ホームページ運営者の提案力が大きくかかわる領域です。企業サイトを見ていて気付くのは、事業内容や製品説明を総合カタログ的に羅列しているものが多いことです。大半が一方的な情報開示のみで、紙のパンフレッ卜やカタログと同様、製品スペック的な情報しか載せられていません。
ネット上には、同じ商品や似たようなサービスを扱うライバルサイトが多数存在します。
ユーザーはそれらを簡単に比較し、購入や申し込みをどこのサイトで行うか選べます。
ここで、他社との差をつけるのが、ベネフィットです。
 
●例えば、テレビ通販ジャパネットたかたの場合
今までビジネスマンぐらいにしか販路がなかった“ICレコーダー”を性能・数値だけで販売せずに、「奥さん!この商品を買えば、子供とのコミュニケーションがとれますよ!」…なんて、利用方法やその後のライフスタイルの変化などのイメージを伝え、爆発的に売れています。このように、カタログにはない、商品を使用したシーンの写真や、キャッチコピーを掲載し、ベネフィッ卜を提案するかどうかが成功への分かれ道です。

[5]写真や画像を効果的に!

文章で伝わりにくいことでも、画像があることで、一瞬にして情報やイメージを伝えることができます。ただ、製品カタログから、写真をそのままスキャンして掲載する…それだけでは、ライバルサイトとの差がつきませんし、せっかく良い商品やサービスを持っていても、伝わらなければ意昧がないからです。
良いものが売れるとは限らず、良さそうに見えるものが売れる…それが現実です。
力メラの技術ではなく、効果的な写真を撮りましょう。
●カタログの写真をそのまま掲載
●ベネフィットを意識した写真
人物や周囲を入れることで、商品の大きさがイメージでき、 また、ソファを買うと“ゆとり”のある生活が得られることをイメージさせます。

【コラム】ホームページで留意すべき法律・ルールについて

ホームページは、現実社会と同じく法律の適用があります。お客様の業種・業界にあった法規やルールを開設前にチェックしましよう。信頼度を失わないためにも、法律やリスクに対する対策はとっておきましょう。

●著作権法/商標権など

ホームページは著作権法の定める著作物にあたります。他のサイトや一般著作物からの無断転載はいけません。

●特定商取引法

詳細はCheck 検証のコラムをご参照ください。

●景品表示法など

虚偽・誇大な広告や表現などは禁止されています。

●個人情報保護法など

個人情報の漏洩はどの企業でも起こりうる問題です。しっかりと体制を整えましょう。

●税法など

ホームページ経由で得た所得も、税法の対象となります。

●薬事法/健康促進法/古物営業法/宅建業法など…

その他、各業種ごとに、関連する法規はたくさんあります。

[6]各項目を確認してみましょう

Do実行ステップでは、文章や画像など、ベネフィットに基づいたコツをご紹介致しました。ホームページ開設の目的を達成するためには、ユーザー視点でのサイト確認が必須です。もう一度、各項目について見直してみましょう。可能であれば、第三者にチェックしてもらいましょう。さあ!各コンテンツの情報が入力し終わったら、いよいよ、チェック・改善ステップです!!
おりこうブログでは、豊富なコンテンツタイプをご用意しています。
各ページ内容に最適なものを選ぶことで、効果的な表現が得られます。
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