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ホームページ作成アドバイス[その5]
サイト運営において大切なこと

[1]サイトの位置づけについて

インターネットが浸透した現代において、サイトは外部の人にとってみなさんの会社を知るための重要な接点となっているはずです。
 
現実のトップ営業マンのように多くの顧客に接触し、現実に配布されるパンフレットやカタログのように多くの人に見られているかも知れません。これはサイトをトップ営業マンや旗艦媒体や旗艦店舗と同等かそれ以上に重要なものと位置づける必要があることを示しています。
 
外部の人々からは「会社そのものを代表するもの」と見られていますので、サイト運用の各場面において現実の会社運営と同様の経営判断と実行が必要とされることを意味します。
 
できれば、サイトの担当者を配置し、会社の魅力をサイトの中に詰め込みましょう。おりこうブログの魅力はHTMLなどのサイト作成の知識がなくても、サイト作成が可能です。高品質で利用者にとって有益なコンテンツを、操作方法さえ覚えていただければ誰でも追加できます。
 
また、経営者は“どのようなサイトにしたいか”という目標を明確にし、サイト担当者と十分に共有する必要があります。サイト担当者はその目標に向けて有益と思われるコンテンツを追加していくことができるようになります。
 
担当者を置くことが厳しいという方もいらっしゃると思います。その場合でもサイトの目標はハッキリとさせておき、ゆっくりでもいいので有益な情報を追加していきましょう。掲載したい内容(文章や画像)がご用意いただけるのであれば、弊社カスタマーセンターにて代行で掲載させていただくことも可能です。
 
※詳しい操作方法などは、各製品の操作マニュアルもしくは、
 弊社カスタマーセンター(050-3816-0075|平日9:00~18:00)にて承ります。

[2]高品質なサイトとは?

まず「高品質」を考えるうえで、利用者(=人間)とGoogle(=プログラム)にとっての「高品質」を考える必要があります。
では利用者が「高品質」と感じるのは、どういうときでしょうか?
利用者がインターネットで検索を行うという行為は何らかの疑問や質問を持ち、その答えを求めてGoogleなどの検索エンジンで検索を行います。その疑問に対してピッタリの答えがサイトにあると、利用者はそのサイトを「高品質」と感じるでしょう。
 
「高品質」と判断されるには以下の3つの要素が必要になると思います。
・発信されている情報そのものに価値があること
・その情報の伝え方が優れていること
・結果として、利用者を動かす力が強いこと
 
利用者の視点に立って、「高品質」なコンテンツを作成する場合、次の点を踏まえて作成すると「高品質」と捉えられると思います。

利用者の役に立つ

利用者に対して何らかの価値を提供していて、検索結果に表示される他のページより役に立つ。利用者が何を求めているのかを、今までの経験から「よくある質問」などのコンテンツを作成する。利用者の視点に立つことが大事。

内容が把握しやすい

わかりやすく内容を伝えるためのきちんとした構成がとられており、最後まで読み通すことができ、一義的に内容を理解することができる。いくら内容がよくても、文章が読みにくかったりすると、利用者は「高品質」とは思いません。

具体的で結論がある

とりとめのないものや意味不明のものではなく、伝えたい具体的なメッセージや結論がある。この点についても上記の「内容を把握しやすい」と同じで、遠まわしな文章や曖昧な表現などでは利用者は「高品質」とは思いません。

利用者の関心に沿っている

対象者の関心に沿っている。キーワードで上位表示することだけを目的に書かれたものではない。利用者の視点に立って書かれているか。

 

時宜を得ている

年中行事や時事問題のような、利用者の関心が高まったり話題が広がったりするタイミングに合わせてコンテンツが発信されている。全てのコンテンツにあてはまる訳ではありませんが、話題の商品などを扱っている場合、その特集ページを作成するなどすると、利用者は「高品質」と捉えてくれるかもしれません。

印象的で力強い

画像や動画などの視覚的要素が効果的に使われていたり、メッセージを強く訴えかけるような展開が構成されているなど、利用者の変化を力強く後押しする工夫がされている。かといって画像ばかりのコンテンツになると訴求力が落ちる場合もありますので注意が必要です。
 
また、Googleは「利用者が他者と共有したくなるコンテンツ」というのが品質を見分ける1つの指標としています。利用者がどのような方法でコンテンツを共有するのかというと、インターネットの場合、自分のブログやSNSでそのサイトを紹介したり、リンクを貼ることで共有が可能です。その点からGoogleは被リンクを重要な要素と捉えているといえます。

また、Googleは「高品質」の基準を設定し、その基準である程度の品質を判断しています。

Googleにとっての「高品質」の基準は以下の内容ではないかと推察されています。

独自のものである

文字列が他と異なっているというだけではなく、内容そのものが、調査や取材に基づく分析、論考、新たな視点、深い見識などの独自の情報で構成されている。既存のコンテンツのコピーやバージョン違い、単なる書き直しではない。

全てのページがテーマに沿っている

サイトのテーマが明確であり、サイト内のそれぞれの記事に関連性がある。サイトテーマとは関係のないページやコンテンツは除外したほうがいい。

 

文章量が適切である

少なすぎたりほとんどなかったり、または極端に多すぎたりしない。その話題について述べるのに適した量の文章が書かれている。何文字が適切なのか?というのは一概に言えませんが、的確に説明する文章を書くようにしましょう。

レイアウトが適切である

広告やその他の要素ではなく、記事本文にフォーカスしたレイアウトになっている。



 

綴りや文法が正確である

文章が丁寧に書かれ、きちんと推敲(文章を何度も練り直す)されたうえで公開されている。

その話題に詳しい人物が書き手である

有象無象の書き手に書き散らかされたものではなく、その話題について詳しい人物によって記事が書かれている。
ここまで述べてきたようなことを満たしたコンテンツを発信し続け、よく管理されているサイトは、サイト全体として高い評価を得ることができます。高評価になるポイントをまとめると次のようになります。
・利用者の視点に立ったコンテンツを長期間に渡って発信している。
・発信された情報が利用者にわかりやすいように整理されている。
・発信された情報に利用者からの被リンクを得ている。
・発信された情報が大量に蓄積されている。
上記を満たしていると、Googleからは「高品質」と判断されます。
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