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今日から始めようホームページ改善のヒント[第1回]
ホームページを更新するだけではダメな理由とは?

 皆さんは、ホームページを作って頻繁に更新すれば、「集客が出来て売上があがる」と思われえいませんか?
 でも、それだけでは売上はあがりません。
 ここで、あらためて自社のホームページを見直してみてください。会社概要と商品・サービスの紹介はしてあるけど、「ただそれだけ」の漠然としたホームページになっていませんか?
 皆さんのホームページのほとんどは、「自社や商品・サービスなどを多くの人に知ってもらいたい」といった目的のための、いわゆるコーポレートサイト(企業案内などが掲載された公式サイト)であることが多いです。
 しかし、単に会社や商品・サービスを知ってもらうだけでは売上はあがりません。
 実は、本当にホームページで売上をあげたいのであれば、ホームページの最終目的(ゴール)を明確に設定する必要があるのです。
 
ホームページの最終目的とは?
 
 では、ホームページの最終目的(ゴール)とはいったい何でしょうか?
 実は、ホームページでは、以下のことをユーザーにしてもらわないと、売上にはつながりません。
【ホームページの最終目的】
・資料請求  ・会員登録  ・TELやメールでのお問い合わせ
・リアル店舗への来店  ・商品購入(主にネットショップ)
 
 まずは、これらの最終目的を定め、ホームページ上で表現していきます。
 ここで大切なのは、ユーザーに実際にアクションをとってもらうように、ホームページ上に仕掛けを作ることです。
そして、その最終ゴールへとユーザーを導く導線(きっかけ)が必要となります。
 例えば、ショッピングサイトなどで会員登録を最終目的にした場合、単純に会員登録ボタンだけを設置しても、会員登録する明確なメリットがないと、ユーザーは登録してくれません。
 また、会員登録をしてもらうためには、会員限定の割引情報を提供したり、サンプルを差し上げるなど、何らかのインセンティブを与える必要があります。
 
ユーザー目線での記事作成が大切!!
 
 もう一つ例をあげてみましょう。
 例えば、資料請求をしてもらうためには、ユーザーが思わず欲しくなるような、ユーザーにとって役立つ情報を提供しないとダメです。
【リフォームを行っている工務店が資料請求をしてもらう場合】
A「○○工務店の施工事例」の小冊子を差し上げます。
B「失敗しないリフォーム7つのポイント」の小冊子を差し上げます。
 
 AとBでは、どちらの小冊子が良いと思いますか?
 これは、当然Bですよね。
 理由は、Aの内容は、作り手側の目線だからです。一方、Bの内容はユーザー目線ですので、Bの方がより欲しくなりますよね。
 ユーザーは、『自分が』困っているから、『自分が』興味があるから、『自分が』知りたいから、皆さんのホームページを見ていることを忘れずに!
 この例からもわかるように、ホームページで大切なのは、ユーザー目線で記事を作成することです。
 
 次回は、ユーザー目線の記事を作るためにはどうすればよいかをご説明したいと思います。
 
 今後、12回にわたってホームページの改善方法を掲載していきますので、お楽しみに!
 

コラムニスト:赤坂 行広 氏プロフィール

赤坂 行広
赤坂 行広
[Yukihiro Akasaka]
SEOコンサルタント
リーフコンサルティング株式会社 代表取締役

http://www.leaf-consulting.com/
経済産業省認定 ミラサポ 登録専門家
長崎県商工会連合会 エキスパートバンク登録専門家
1973年長崎県長崎市生まれ。
民間会社で営業職を経験後、商工会の経営指導員として12年間、中小企業の経営指導に携わる。その後、SEOコンサルタントとして独立開業。
具体的なサイト改善方法を提案するコンサルティングや、簡単にできるSEO対策は、誰でもすぐに実践できて、わかりやすいと定評がある。

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