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今日から始めようホームページ改善のヒント[第9回]
SEOについて(その1)

 SEOとは、Search Engine Optimization(サーチエンジンオプティマイゼーション)の略で、Yahoo! JAPANやGoogleなどの検索エンジンで、ホームページをより上位に表示させるための施策(検索エンジン最適化)のことです。
 なお、SeeDSでは、これまでもSEOについて述べてきていますが、おさらいの意味も兼ねてご説明していきたいと思います。

(1)内部SEO
ユーザーにとって有益な情報が検索エンジンに分かりやすく構成、記述されるように自社ホームページ内で行う対策。
(2)外部SEO
自社ホームページの評価をあげるために外部から行う対策(被リンクなど)。

 本コラムの、今回と次回(第10回)で内部SEOについて、第11回で外部SEOについて説明したいと思います。
 今回は、内部SEOで特に重要なタイトルとコメントについてです。
 
タイトルとコメントにキーワードを入れる
 下記は、「楽天カード」というキーワードで検索したときの検索エンジンの表示です。
タイトルとは、青い部分(【1】)で、コメントとは、その下の説明文の部分(【2】)になります。なお、検索時に入力したキーワードは太字でわかりやすく表示されます。
 このように、タイトルやコメントは、検索結果に必ず表示されるので、「クリックする前にユーザーが必ず見るもの」として重要視する必要があります。
 ユーザーがクリックするかどうかは、この部分で決まりますので、タイトルやコメントは、上記のようにユーザーにとって魅力的で目を引くものがよいでしょう。魅力的なタイトルやコメントであれば、たとえ検索順位が下だとしても、クリックされることもあります。
 とりわけタイトルは、ブラウザのツールバーにも表示されたり、お気に入り(ブックマーク)に登録する際にも使用されるので特に大切だといえます。
 また、コメントは、検索結果のページ概要として表示されることが多いので、商品やサービスの概要をわかりやすく説明します。
 
タイトルとコメントの注意点
・目標とするキーワードを必ず含める。
・ホームページの内容をわかりやすくまとめる。
 (タイトルは30文字程度、コメントは120文字程度)
・魅力的な文章で思わずクリックしたくなるように。
・できれば、全ページ異なるタイトル・コメントを。
 ※「タイトル」は検索エンジン側で変更する可能性があります。
 
 また、ユーザーがタイトルやコメントを見てそのページに何が書かれているかを想像するのと同様に、検索エンジンもタイトル等に記載されている内容をそのページの主だったテーマと判断し、検索順位を決定します。
 ですから、狙っているキーワードを入れた上で、的確なタイトルとコメントにしてください。
 ちなみに、おりこうブログでは、タイトルコメント「システム設定(基本設定)」→「SEO 設定」にて入力を行ないます(可能な場合はページごとにタイトルを設定しましょう)。
 まずは、皆さんの会社をキーワード検索してみて、自社のホームページがどのようなタイトルやコメントで検索エンジンに表示されているか確かめてみてください。
 そして、競合他社と比べて、クリックしたくなるような魅力的な文章になっているか確認してみてください。
 では、次回は内部SEOについてもう少し詳しくご説明したいと思います。お楽しみに!
 

コラムニスト:赤坂 行広 氏プロフィール

赤坂 行広
赤坂 行広
[Yukihiro Akasaka]
SEOコンサルタント
リーフコンサルティング株式会社 代表取締役

http://www.leaf-consulting.com/
経済産業省認定 ミラサポ 登録専門家
長崎県商工会連合会 エキスパートバンク登録専門家
1973年長崎県長崎市生まれ。
民間会社で営業職を経験後、商工会の経営指導員として12年間、中小企業の経営指導に携わる。その後、SEOコンサルタントとして独立開業。
具体的なサイト改善方法を提案するコンサルティングや、簡単にできるSEO対策は、誰でもすぐに実践できて、わかりやすいと定評がある。

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