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今日から始めようホームページ改善のヒント[第10回]
SEOについて(その2)

 今回のコラムは、内部SEO対策の2回目です。
 検索エンジンに対し自社ホームページ内で実施する施策を引き続きご説明していきます。
 
(1)ユーザーにとって必要な記事を書き、更新する
 内部SEO 対策では、情報更新をこまめに行い、記事数を増やすことが基本です。新しい情報がないホームページは、相対的に検索順位も下がっていきます。
 しかし、ただ単に記事を増やしただけでもダメで、ユーザーにとって有益な記事を書く必要があります。
 このことは、コンテンツSEOとも呼ばれており、検索エンジンは、ホームページのコンテンツの質を一番重要視しています。
 また、質の高い記事を書くことで、SNSなどで拡散されたり、ユーザーの滞在時間が長くなり、検索エンジンからの評価もさらに高くなります。
 では、更新の目安ですが、さすがに毎日更新してくださいとまでは言いませんが、週に1回程度は更新していただくとよいと思います。
 もちろん、更新頻度が多いほど検索エンジンからの評価は高くなります。ライバルが更新する頻度もふまえて更新していきましょう。
 
(2)キーワードや関連キーワードを含めた記事を書く
 ホームページでは、狙っているキーワードと、関連キーワードを含めながら記事を書いていきます。
 キーワードについては、数ワードに絞った方がよいと思います。あまりたくさんのキーワードを欲張って狙いすぎると、ホームページの内容がぼやけてしまい、ユーザーにも検索エンジンに対しても何が書かれているのかわからないホームページになってしまいます。
 ちなみに、関連キーワードとは、「リフォーム」というキーワードを狙っている場合、「新築」「増改築」「改装」「改修」などの周辺キーワードを指します。
 こうした関連キーワードの参考となるのが、「類語辞典」や検索エンジンの「キーワード補助」などがあります。
 
■類語辞典 http://thesaurus.weblio.jp/
類語や同義語が調べられるデータベース
■キーワード補助
検索エンジンでキーワードを入力すると、検索結果画面の上下などに表示されるキーワード一覧のことです。検索したキーワードに関連した検索需要の高いキーワードが表示されています。
 
おりこうブログでのSEO対策
 内部SEO対策では、まず、ページのタイトルとコメントに入れるキーワードが重要であると私は考えていますが、他にもキーワードを含めて記述するとよい部分がありますので、実際のおりこうブログの画面で説明します。
【1】見出し
なるべく文頭にキーワードや関連キーワードを含めます。
(例)○○市で○○リフォーム展を8月1日に開催します!!(下線部がキーワード)
【2】文章
本文ではなるべくキーワードや関連キーワードを意識して記事を書きます。
大切なキーワードなどは、「B(太字)」で装飾すると、より効果的です。
【3】画像
代替テキストの部分にも、かならず画像に関連したキーワードなどのテキストを入れます。検索エンジンは、この代替テキストで画像の意味を判断します。
キーワードを不自然に入れ過ぎたり、キーワードを過度に強調することは、SEO対策に「逆効果」ですので注意が必要です。
 SEO対策は、頻繁にホームページを更新し、良い記事を書くことが基本であり王道です。そうした努力は必ず実りますので、短期的な検索順位に一喜一憂しないでしっかり記事更新を行なっていきましょう!
 

コラムニスト:赤坂 行広 氏プロフィール

赤坂 行広
赤坂 行広
[Yukihiro Akasaka]
SEOコンサルタント
リーフコンサルティング株式会社 代表取締役

http://www.leaf-consulting.com/
経済産業省認定 ミラサポ 登録専門家
長崎県商工会連合会 エキスパートバンク登録専門家
1973年長崎県長崎市生まれ。
民間会社で営業職を経験後、商工会の経営指導員として12年間、中小企業の経営指導に携わる。その後、SEOコンサルタントとして独立開業。
具体的なサイト改善方法を提案するコンサルティングや、簡単にできるSEO対策は、誰でもすぐに実践できて、わかりやすいと定評がある。

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