本文へ移動

今日から始めようホームページ改善のヒント[第11回]
SEOについて(その3)

 前回まで内部SEOについてお話してきましたが、今回のコラムでは、外部SEOについてお話したいと思います。
 外部SEOとは、自社ホームページの評価をあげるために外部から行う対策のことで、具体的には、外部のホームページから被リンクをもらうことをいいます。
 
被リンクとは?
 被リンク(バックリンクともいいます)とは、あるページに対して他のページからリンクが張られることです。そのリンクの数と質が検索エンジンの上位表示を決定する重要な要素のひとつと言われています。
 まず、下の図を見てください。
 AとBのホームページでは、どちらが評価が高いサイトでしょうか?
 正解は、Aのホームページです。
このことは、よく人気投票に例えられるのですが、Aのホームページの方が、被リンク数が多い(多くの人から支持されている)ので、Aの方が検索エンジンから高評価を受けることになり、検索順位が上がるようになっています。
また、リンクの数だけでなく、リンクされるホームページの質も重要で、次のようなホームページからの被リンクは、検索エンジンの評価が高いようです。
 
・同じテーマで書かれたホームページからのリンク
・古くから存在するホームページからのリンク
・権威があったり、人気があるホームページからのリンク
 
具体的な被リンクの方法
 では、皆さんのホームページは、どのように被リンクを受ければよいのでしょうか?
 一番ベストな方法は、皆さんが良い記事を書きホームページのコンテンツを充実させ、自然に他のホームページから被リンクを受ける(参照される)ことです。
 しかし、現実問題として自然に被リンクをたくさん受けるホームページを作るのはとても大変です。そこで、ある意味人為的に被リンクを作り出す方法もありますので、以下にご紹介しておきます。
※筆者が2015 年7月時点で、SEO 効果があると考えているものを記載。
 
■大手ディレクトリに登録
Yahoo!ビジネスエクスプレスクロスレコメンドなどの 大手ディレクトリサービスに登録し、被リンクを受ける。
 
■SNSからの被リンク
FacebookやTwitterなどで情報発信を行い、そこから被リンクを受ける。
 
■自社ブログを作る
自社ホームページ以外にもスタッフブログなどを複数立ち上げ、自社ホームページにリンクを張る。
 
■ソーシャルブックマークに登録
はてなブックマークなどに登録する。
多くのユーザーにブックマークされると、多くの媒体に露出し、被リンクが増える。
 
■中小検索エンジン、業界サイトに登録
業界の紹介サイトやリンク集などに登録し、被リンクを受ける。
 
■相互リンク
ホームページを持っている知り合いなどとお互いにリンクを張りあう。
 
■プレスリリース代行
ValuePress!などのプレスリリース代行サービスを利用し、ホームページの露出と被リンク効果を得る。
 
 ただし、不自然なリンクを張ったり、被リンクのやり過ぎは、検索エンジンからスパム行為(迷惑行為)とみなされ、逆に順位が下がる場合もありますので、自己責任で行ってください。
 

コラムニスト:赤坂 行広 氏プロフィール

赤坂 行広
赤坂 行広
[Yukihiro Akasaka]
SEOコンサルタント
リーフコンサルティング株式会社 代表取締役

http://www.leaf-consulting.com/
経済産業省認定 ミラサポ 登録専門家
長崎県商工会連合会 エキスパートバンク登録専門家
1973年長崎県長崎市生まれ。
民間会社で営業職を経験後、商工会の経営指導員として12年間、中小企業の経営指導に携わる。その後、SEOコンサルタントとして独立開業。
具体的なサイト改善方法を提案するコンサルティングや、簡単にできるSEO対策は、誰でもすぐに実践できて、わかりやすいと定評がある。

TOPへ戻る