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今日から始めようホームページ改善のヒント[第12回]
Facebookの活用について

 最近では、ホームページに加え、Twitter(ツイッター)やFacebook(フェイスブック)などのSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を活用して、集客している企業が多くなってきました。
 私は、Facebookで集客に成功していますので、今回はFacebookについて簡単にお話していきたいと思います。
 
Facebook(フェイスブック)とは?
 Facebookは、世界最大のSNSで、世界のユーザー数は13億人を超え、日本のユーザー数も約2400万人と推定されています(2014年11月現在)。
 友達や知り合い同士でコミュニケーションが取れるサービスとして、日常の写真や動画を投稿したり、友達にコメントをすることができます。
 また、「いいね!」ボタンを押すことで発信した情報が友達に拡散していくのが特徴です。
ホームページとFacebookの違い
 ホームページとFacebookのおもな違いは、次の表のとおりです。実際にFacebookを利用したことがない方はイメージしにくいかもしれませんが、Facebookには、ホームページの弱点を補完する役割があると思います。
ホームページ
Facebook
対象
不特定多数のユーザー
既存顧客や潜在顧客(ファン)
役割
企業・サービスの紹介
コミュニケーション
情報の流れ
一方通行型
双方向型、共有・拡散
流入経路
主に検索エンジン
友人などのクチコミ
アプローチ
不可能(メルマガなどにより可能)
可能
効果
問い合わせ等向上
信頼度・認知度(ブランド力)向上
Facebookのメリット
・無料で情報発信ができる。
・ホームぺージは、プル型(待ち)のメディアであるのに対し、Facebookは、
 メルマガなどと同様、ユーザーに対してプッシュ型の情報提供ができる。
・企業側からユーザーに対し、直接コミュニケーションが取れるので、
 企業に親近感を持ってもらい、ファンづくりができる。
・情報が「友達の友達」にも拡散する可能性があるので、
 より多くの方に情報を見てもらえる。
・友達や知り合いからの情報や紹介であるので、情報の信頼度が高い。
・実名登録なので、場が大きく乱れにくい。
・広告(有料)によってファンを増やすことができる。
・一度ファンになると、ユーザーがFacebookをやめない限り情報を届けられる。
 
 Facebookでは、ユーザーに役に立つコンテンツを継続的に配信し、相互にコミュニケーションを取ることで、ファンづくりができます。さらに、情報が拡散することによって、潜在顧客層に対しブランド力向上が見込めます。
 このことにより、皆さんの会社が、「○○のことなら、○○さんの会社だ」と、ユーザーの頭の中で真っ先に思い浮かぶ企業として定着する効果があります。
 最近の傾向として、自社のホームページだけでなく、Facebook、Twitter、YouTubeなどのSNSを相互に組み合わせたり、自社オリジナルのブログを別につくって情報を発信している企業も多くなっています。
 ホームページは、基幹となるWeb媒体ですが、自社ホームページにプラスアルファで、SNSの活用を検討してもよいかもしれませんね。
 

コラムニスト:赤坂 行広 氏プロフィール

赤坂 行広
赤坂 行広
[Yukihiro Akasaka]
SEOコンサルタント
リーフコンサルティング株式会社 代表取締役

http://www.leaf-consulting.com/
経済産業省認定 ミラサポ 登録専門家
長崎県商工会連合会 エキスパートバンク登録専門家
1973年長崎県長崎市生まれ。
民間会社で営業職を経験後、商工会の経営指導員として12年間、中小企業の経営指導に携わる。その後、SEOコンサルタントとして独立開業。
具体的なサイト改善方法を提案するコンサルティングや、簡単にできるSEO対策は、誰でもすぐに実践できて、わかりやすいと定評がある。

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