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<業種別>ホームページ改善のヒント
[第4回]不動産業

 今回は、不動産業のホームページ改善についてまとめています。皆さまのホームページ改善のちょっとしたヒントになれば幸いです。
 不動産物件を探す場合、多くの方がインターネットを使って調べています。
 ホームページは、紙媒体と違い、何といっても物件の情報量が多く、条件の絞り込みによる物件の抽出なども簡単で便利ですよね。
 お客様は、最初にホームページである程度物件の目星をつけたあとに、物件を見る段階になって、初めて不動産屋さんに問い合わせるといった傾向が強いと思われます。不動産業界は、ホームページの更新や拡充が特に必要な業種だと感じます。
 
物件をたくさん掲載する
 お客様は、自分の条件にあう物件をたくさん探し、より良いものを選びたいというニーズがありまので、掲載する物件の数は、多いに越したことはありません。
 実際には自社で物件をたくさん持っていたとしても、ホームページに物件の掲載が少ないと、機会損失になってしまう場合もありますので、注意が必要です。
 
間取り図、外観、部屋の写真は必須
 ある消費者アンケートによると、お客様が不動産業のホームページに期待することは、間取り図が1番目、外観が2番目だそうです。
 すでに間取り図や外観などの写真を掲載している方が多いと思いますが、お客様にわかりやすく表示されているか、第三者の視点であらためてチェックしてみましょう。
 
物件へのこだわりやおすすめコメントを入れましょう
 物件の写真だけでは得られない情報や、不動産のプロとしてのリアルな感想など、物件の詳細な説明を入れるとよいでしょう。
 それが、皆さまの強みや、不動産屋さんの価値につながると思いますので、しっかりと丁寧に書きましょう。
 また、あえて物件のウィークポイントなども説明していると、信頼がおける事業者として見られると思います。
【例】「線路わきである」「学校からやや遠い」など。
 
地域密着性を出す
 お客様は、自分が希望する物件の近くにある不動産屋さんを探していますので、トップページの目立つ所に「○○エリア仲介実績多数あります」など、地域密着で実績があることをアピールするとよいかもしれません。
 例えば、タイトルなども「不動産のことなら何でもお任せください」ではなく、「東京都品川区の賃貸物件はお任せください」などと、地域性と専門性を出すとよいでしょう。
 
検索キーワードを意識した文章を
 「ぺット可」「一人暮らし」「デザイナーズ」「新婚」「家具家電付き」「オートロック」などのキーワードで検索しているお客様は多いので、そうした物件を掲載する場合には、SEO対策のため、検索キーワードを意識した文章を書くとよいでしょう。
 
よくある質問(FAQ)を拡充
 お客様は、基本的に不動産取引についてあまり詳しくありません。ですから、例えば不動産の売買であれば「税金や手続きのこと」、不動産の賃貸であれば「知っておきたい退去時のトラブル対策」などの興味深いコンテンツがあるとよいでしょう。
 
スマホ・タブレット対応は必須
 物件探しは、空いた時間にスマホで見ている方が多いようです。不動産業以外のホームページでも同様ですが、ホームページのスマホ対応は今や必須だと思います。

 さて、今回は不動産業に特化してお話してみましたが、いかがでしたでしょうか?
 次回は「介護業」です。お楽しみに!!
 

コラムニスト:赤坂 行広 氏プロフィール

赤坂 行広
赤坂 行広
[Yukihiro Akasaka]
SEOコンサルタント
リーフコンサルティング株式会社 代表取締役

http://www.leaf-consulting.com/
経済産業省認定 ミラサポ 登録専門家
長崎県商工会連合会 エキスパートバンク登録専門家
1973年長崎県長崎市生まれ。
民間会社で営業職を経験後、商工会の経営指導員として12年間、中小企業の経営指導に携わる。その後、SEOコンサルタントとして独立開業。
具体的なサイト改善方法を提案するコンサルティングや、簡単にできるSEO対策は、誰でもすぐに実践できて、わかりやすいと定評がある。

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