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訪日客をがっちりキャッチ!?
インバウンドの基礎知識

第2回 多言語ホームページの必要性(1/3)

Hello everyone. 皆さんこんにちは、ディーエスブランドの清水と申します!
 
本コラムでは、訪日観光客が増えている昨今、ホームページを使ってPRしていくコツや、実際の対応面でのTips(秘訣)などを紹介してまいります。

前回、第1回では、訪日客へのPRに繋がるグローバルな旅行サイト「TripAdvisor(トリップアドバイザー)©」についてその特長や口コミの活用方法など簡単に紹介いたしました。
 
今回は、インバウンドに対応するためのホームページの在り方について書いてみようと思います。(全3ページ)

訪日客の動向と旅行者の情報収集の仕方

旅行消費額と訪日外国人旅行者数の推移
海外からの訪日客は旅行者数・消費額ともに2011年度からずっと右肩あがりに増えています。

政府は2015年度までの状況を踏まえ、2020年度の目標を当初の2500万人目標から3000万人に上方修正し、観光プロモーションへ積極的に取り組んでいます。

総数として増えている観光客ですが、どのようにして日本の情報を得て来日しているのでしょうか? また来日後はどのように情報を得ているのでしょうか?
これらは日本政府観光局が訪日客へ実際にとったアンケート調査で、おおまかに知ることができます。
インターネット関連の赤枠を見ていくと、旅行前では個人のブログの割合が大変高くなっています。

また、日本政府観光客の多言語のホームページや旅行会社のホームページと同じぐらいの比率でSNSの割合も高くなっています。

日本に滞在中の情報源としては、スマートフォンから得られる情報を元にしている比率が高くなっています。
 
旅行会社のパンフレットや雑誌、見本市なども情報源になってはいますが、総じて現在ではインターネットをおもな情報源としている旅行者が多く、これから企業がインバウンドを取り込んでいくためには、インターネットでの情報発信がますます重要だということがわかります。
 
少し余談になりますが、筆者が20年前にタイへ個人旅行したころ、インターネットはまだ出始めで情報源としては頼りにならず、本屋さんで購入したタイ関係の旅行雑誌や旅行会社のチラシのみが頼りでした。地元で人気の料理店、穴場の観光スポットなどは、本当に定番的なところしか紹介されていなかったので必然的に選択の幅はせまくなりました。

今はインターネットを通じ、本当に沢山の情報に辿りつくことができるので旅行者にとって大変便利な世の中になったと感じます。
 
 

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