本文へ移動

ホームページで演出する安心感と信頼感
[第1回]商品を載せるだけでは、だめ!

~安心感と信頼感を演出する必要性~

売上を増やす、お客様を増やすために、多くの方がまずホームページに商品やサービスを掲載します。きっと皆さんも商品の機能やサービスの内容をしっかり掲載していることと思います。それでしっかり満足出来る反響があればそれに越したことはありません。

|ですが、仮に結果が芳しくない場合、一体どうすればいいのでしょう|

商品・サービス自体が弱いと決めつけてしまえば、それでおしまいとなってしまいます。そこで考えてほしいのです。
「自分自身がモノを購入する時、価格や内容以外の何を考慮してモノを購入するか」、という事をです。
皆さんにもきっとあるはずです。食品を買う時は安心出来るか、リフォームを頼む時には信頼出来るか、など、価格や内容以外に安心感・信頼感を考慮してモノを購入した事が。その安心感・信頼感を演出するページを商品やサービスを紹介するページとは別に設けてみてはいかがでしょう。「商品もわかったし、安心出来そうだし、頼んでみようかな。」と思ってもらえる人が増えるような気はしませんか?

事実、私が運営管理している企業サイトのアクセス解析を行うと、商品やサービスを載せていないページもしっかり閲覧されていることがわかります。これは閲覧者が商品やサービス以外の事も興味を持ち、知りたがっていると解釈が出来ます。

|では、安心感・信頼感を演出していくためには実際どうすればいいのでしょうか?|

基本的な会社概要から触れていきたいと思います。
通常名刺程度の限られた枠ですと会社名、郵便番号、住所、電話番号、FAX番号、URL、メールアドレス程度だと思います。
しかし、ホームページのスペースは、ある意味無限に近い
会社外観の写真、会社周辺の地図、代表者名、役員名、設立年月日、資本金、主要取引先、取引銀行、沿革、加盟団体、許認可番号、受賞歴など…多くの事が載せられます。もし、設立してある程度の年月が経っていれば、それを書くだけで「ちゃんと続いている会社」として認めてもらえますし、加盟団体などの記載があれば「ちゃんとやっている」とも思ってもらえるでしょう。
もし、あなたが大手企業と直接取引があるのなら、その主要取引先を書きましょう。「あの会社と取引があるなんてすごいな」と思ってもらえるかもしれません。
このように閲覧者は会社概要から多くの事を読み取ります。

|あなたの会社概要はどうなっていますか?|

「社屋外観に自信がない…」「資本金が多くない…」と躊躇される前に、前述した項目を基礎にしていただき、ぜひ頭の体操がてら載せられる項目を洗い出してみてください。
過去に何かの賞を受賞していたことがわかれば、それを書くだけでとっても魅力的な会社概要に生まれ変わるはずです!
 

コラムニスト:山中 雄一朗 氏プロフィール

山中雄一朗氏
山中 雄一朗
[Yuuichirou Yamanaka]
株式会社オレンジシェア
通販、店舗集客、BtoBなど様々な業界のマーケティングを100社以上経験。現在は長崎を中心に中小企業の広告・販促を支援。中小企業は実に魅力的でウリのある企業が多い。しかしながら、ウリはその企業自身も気づかずに埋もれてしまったままの傾向にある。そのウリを掘り起こし、伝えていくことで企業本来の魅力を高めている。ウリを伝えるツールとして、中小企業の少ない予算の中でホームページが果たす役割は非常に大きいと常々感じており、各企業とも二人三脚で取り組んでいる。

TOPへ戻る