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今日から始めようホームページ改善のヒント[第2回]
ユーザー目線の記事を作るためには?

 前回のコラムの最後に、「ホームページ記事は、ユーザー目線で書きましょう!」とお伝えしましたが、ユーザー目線の記事を書くためには、ユーザーの立場に立って記事を構成する必要があります。
 しかし、ホームページの記事を書くのは皆さん(=主観)ですから、ユーザーが求めているものを客観的に書くことは容易ではありません。
 では、どのように記事の内容を考えればよいのでしょうか?
 今回のコラムでは、簡単に「ユーザーが求めていること」を調べる方法をお伝えします。
 
Q&A(質問)サイトで徹底リサーチ!!
 その方法とは、Q&A(質問)サイトを使って、皆さんの業界や取扱商品・サービスなどを調べてみることです。

 Q&Aサイトとは、インターネット上で質問を投稿して、知識や経験を持った方がその質問に答えてくれるといった右記のようなWebサイトのことをいいます。
【代表的なQ&A(質問)サイト】
Yahoo!知恵袋
OKWave
教えて!goo
 実は、こうしたQ&Aサイトに投稿される質問は、ユーザーが本当に悩んでいることを反映していることが多く、ユーザーが知りたいことや、深い悩み、興味などが書いてあります。

 また、ユーザーの「不安・欲求を解消したい関連キーワード」を多く含んでおり、皆さんのホームページへ誘導するためのキーワードのヒントとしても大変参考になります。

 例えば、Yahoo!知恵袋を使って、「ふとん」というキーワードで検索してみると、「ふとん」関連の悩みや、ユーザーの生のコメントを数多く見つけることができます。

 さらに、よく調べてみると、「収納スペースの悩み」であったり、「カビ」や「ふとん乾燥の悩み」であったり、単に「ふとん」本体のことだけではなく、「ふとん」周辺の悩みや欲求も数え切れないほどあることがわかるでしょう。

 また、実際プロ(=皆さん)でも気づかないような、意外な悩みが隠されている場合もあります。

 ですから、こうしたユーザーの生の声を調べ、悩みに対する答えの記事を自社のホームぺージに書くとよいのです。

 そうすれば、皆さんのホームページは、必然的にユーザーが本当に知りたいことを教えてくれる「魅力的なホームページ」になり、お悩み系キーワードで検索してきた「より欲求が強いユーザー」を自社のホームページに誘導することができます。

 また、このようにしてユーザーの悩みやニーズを把握すると、ホームページの記事に活用できるだけでなく、「○○でお悩みではないですか?」「○○で困っていませんか?」といった実店舗でのセールストークや、POPチラシのキャッチフレーズなどにも応用できます。

 さあ、皆さんも、Q&Aサイトを使って、ユーザーの本当のニーズをリサーチし、ホームページの記事作成や、実店舗での販促にも活かしてみてください!
 

コラムニスト:赤坂 行広 氏プロフィール

赤坂 行広
赤坂 行広
[Yukihiro Akasaka]
SEOコンサルタント
リーフコンサルティング株式会社 代表取締役

http://www.leaf-consulting.com/
経済産業省認定 ミラサポ 登録専門家
長崎県商工会連合会 エキスパートバンク登録専門家
1973年長崎県長崎市生まれ。
民間会社で営業職を経験後、商工会の経営指導員として12年間、中小企業の経営指導に携わる。その後、SEOコンサルタントとして独立開業。
具体的なサイト改善方法を提案するコンサルティングや、簡単にできるSEO対策は、誰でもすぐに実践できて、わかりやすいと定評がある。

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