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ホームページ作成アドバイス[その4]
アクセス解析から見えるホームページの改善点

[1]アクセス解析とは?

サイト運営を行ううえで、よく「アクセス解析」という言葉を耳にすると思います。具体的に「アクセス解析」とはどういうことを指すのでしょうか?
 
一般的なこととしては、その日のサイトへの訪問者数を調べたり、どのページが一番閲覧されているか?ということを知ることができます。
 
しかし、それでは「解析」とは言えません。ただの現状の確認です。

「アクセス解析」とはサイトへのアクセスに関する様々な情報から、現時点のサイトの問題点を洗い出すことになります。
 
このような「アクセス解析」を行ううえで重要なのが、アクセスに関する情報をどこから得るのか?ということになります。Google社が提供している「Google Analytics」が一般的にもっとも有名です。機能的にも豊富で、無料で利用できます。
 
Googleアカウントさえお持ちであればいつでもご利用いただけます。
 

[2]アクセス解析のコツ

ここではアクセス解析の例を挙げてアクセス解析のコツをご紹介いたします。
 
例)サイトへの訪問者数は順調だが、お客様からのお問い合わせなど、サイトからのアクションが全くないという場合。
 
この状況をアクセス状況から原因を考えていきます。まずはページ毎のアクセス数をチェックします。すると、トップページの閲覧数は多いが、メイン商材のページはアクセス数が、かなり少ないということが判明したとします。その場合、トップページからメイン商材のページへの導線がわかりにくく、閲覧者がメイン商材のページまで辿り着けていないかもしれないという推察ができます。この推察でトップページからメイン商材のページへの導線を明確にするという改善点が出来ました。

トップページからの導線を明確にし、しばらく経ったが、まだお客様からのお問い合わせがこない。再度アクセス解析を行ってみます。
 
アクセスの状況を確認すると、メイン商材のページへのアクセス数は以前より大分増えていることがわかりました。しかし、「直帰率」という数値がとても高いことが判明しました。
※「直帰率」とはそのページだけをみて、サイトを離脱した人の割合を表す数値です。
 
「直帰率」が高いということは、ユーザーが「このページに求めている情報はなかった」と判断して、そのサイトから離脱したという推察ができます。

この推察からは、メイン商材ページに何か問題点があるということがわかります。具体的にどんな問題かというところまではアクセス解析ではわかりませんので、実際にメイン商材のページを確認してみます。考えられる要因としてはページ内の情報がごちゃごちゃしてわかりにくい、もしくは、ユーザーが求めている情報が載っていないということなどが考えられます。
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