本文へ移動

3.3.1 エラーの特定の達成基準

解説

入力フォームなどで「入力エラー」が起きた場合、ユーザーにエラーが起きているということ、またエラーがどの箇所で起きていて、どのような内容に誤りがあるのか 具体的な説明を提供します。
 
入力エラーの内容としては、以下があげられます。
  • 必須項目が未入力・未選択の状態である
  • 入力可能な値ではない
  • 定められた入力規則(数字のみ、または英字のみ など)と異なった入力を行う
など
 
読み上げなどのスクリーンを利用しているユーザーの場合は、エラー表示が読み上げられるまで気づかないこともあるため、エラー時に「エラーが発生している」ということをユーザーに気づかせる必要もあります。
*おりこうブログDSでは、本達成基準に配慮した動作になっております。

具体例

入力エラー時、テキストボックスの先頭にエラーメッセージを表示します。
全盲などテキストを視覚的に認知することが困難なユーザーは、入力フォームを触る前にどのような入力をすればいいのか理解しやすくなります。
 
この時、以下のような読み上げ順序が想定されます。
「フリガナ」→「必須」→「全角カタカナ以外の文字が入力されています。全角カタカナのみで入力してください」→「テキストボックスです(テキストボックスへ入力)」
1
1
6
1
2