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2.4.3 フォーカス順序の達成基準

解説

キーボードだけで捜査しているユーザーは、Tabキー移動などのキーボード操作時に*1フォーカスを見失うと、自分の位置が分からなくなり、迷子になってしまう可能性があります。
 
弱視や全盲など、何らかの理由で字を読むのが困難なユーザーにとっても、一つ前までフォーカスを受け取っていたコンテンツと何の関連性もないコンテンツに移動すると、混乱してしまいます。

そのため、見た目や関連性に沿った意味のある順序でキーボードのフォーカスを移動しなければなりません。

(*1)フォーカスとは?
ページ上に掲載されたリンクやテキストボックスなどを選択した状態をいいます。
キーボードのTabキーを押すことでフォーカスを移動させることができます。

具体例

ヘッダー内コンテンツ

(1)~(6)までの番号は、ヘッダー内コンテンツの読み上げられる順序になります。
(1)ロゴ、(2)文字サイズ、(3)キーワード検索、(4)言語切替、(5)ヘッダー内リンク、(6)画像
の読み上げ順となり、フォーカスは左上から右下へ読み上げが行われるため、上記画像のように配置することで見た目に沿った順序でフォーカスを移動し、読み上げるようにしています。
1
2
1
1
4